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森林境界明確化の事例

業務概要

業務名
森林整備地域活動支援交付金事業 境界測量業務
事業種別
発注者
森林組合
実施年度
令和4年度

森林境界明確化事業では、法務局の登記情報および旧土地台帳付属地図(以下「公図」)を基本に、立会等を行って森林の境界を明確にします。境界に設置した杭は測量して図化し、森林境界保全図を作成します。境界の情報は杭番号と座標で管理され、区域ごとに所有者・地番・実測面積・樹種などの情報を整理することにより、後の森林施業に活用されます。
立会を行った所有者からは「山林を所有していることは知っていたが、具体的にどこに自分の山林があるのかは分からなかった。今回、現地で杭を設置してもらったことで境界が明確になり、非常にありがたい。」と評価されています。

公図を基に森林境界保全図を作成

公図

事業事例_測量調査_美濃加茂市三和町-森林境界明確化02

大昔に作られた図面なので、形や位置、面積が現況と異なる。

森林境界保全図

事業事例_測量調査_美濃加茂市三和町-森林境界明確化01

現地の杭の番号と図面で整合性が取れる。GIS上で、他の情報とともに一括管理。

現地での作業

境界杭設置

事業事例_測量調査_美濃加茂市三和町-森林境界明確化06

境界杭には番号を付けます。

事業事例_測量調査_美濃加茂市三和町-森林境界明確化04

GNSS測量

事業事例_測量調査_美濃加茂市三和町-森林境界明確化05

測量にはサブメーター級GNSS受信機を使用。

所有者と立ち会い

事業事例_測量調査_美濃加茂市三和町-森林境界明確化03

所有者の方に境界を案内しています。